【臨床各論】 膵疾患
- 新鮮血便
- 脂肪便
- 粘血便
- タール便
答:【2】
2. 脂肪便
飲酒後に心窩部痛、背部痛ということと、血液検査でアミラーゼおよびリパーゼが高値ということで膵炎が疑われる。
膵炎では、膵臓の外分泌作用である消化酵素分泌の機能不全として、消化不良による脂肪便がみられたり、内分泌作用であるインスリンなどのホルモンの分泌の機能低下によって糖尿病になったりします。
1. 新鮮血便
鮮血便は、比較的肛門に近い部分からの出血になります。痔核・直腸での出血など。
3. 粘血便
粘血便は大腸
4. タール便
タール便(黒色便)は、胃や十二指腸から多量に出血している時にみられます。胃酸と血液が混合することで、黒い便になります。
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