【生理学】 筋肉
- 収縮速度が遅い。
- 白筋である。
- 疲れにくい。
- ミオグロビン量が多い。
答:【3】
3. 白筋である。
姿勢維持のような持続的な筋収縮に関与するのは赤筋です。白筋は、短距離走のように速い運動に関与します。
1. 収縮速度が遅い。
赤筋は、収縮速度が遅く発生する張力も小さい。
3. 疲れにくい。
赤筋は白筋よりも疲労し難い。筋の疲労の原因は、筋細胞内でのグリコーゲンの枯渇、ATPの減少、ATPの分解で生じるリン酸やADPの蓄積などが考えられている。白筋線維は、主に嫌気的な解糖系で得られるATPを利用し、赤筋は好気的な酸化系で得られるATPを利用している。
4. ミオグロビン量が多い。
ミオグロビンとは、ヘモグロビンと同様に酸素と可逆的に結合するタンパク質。酸素を貯蔵し、必要に応じて供給します。ミオグロビンもヘモグロビンと同様に赤く見えるのでミオグロビンの多い赤筋は赤く見えます。
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