【解剖学】 脳
- 脳梁
- 脳弓
- 内包
- 視放線
答:【1】
1. 脳梁
交連線維とは、左右の半球を連絡する線維です。脳梁は大脳の中心にある交連線維の束です。
大脳の白質(大脳髄質)の話です
大脳髄質は、大脳の深層を占める白質の部分。
大脳皮質に出入りする神経線維からなります。(髄鞘が白くみえるので「白質」だそうです)
その神経線維は、大きく3種類に分類されています。
【連合線維】 同一半球内の皮質の間を連絡
(上縦束・後頭前頭束・帯状束・鉤状束など)【交連線維】 左右の半球を連絡
(脳梁と「交連」と名前がつくもの)【投射線維】 大脳皮質と下位の中枢(間脳・脳幹・小脳・脊髄)を連絡
(内包と「放線」と名前がつくもの)
2. 脳弓
脳弓は投射線維です。
(海馬と視床下部の乳頭体を結びます)左の図の赤く色のついた部分が脳弓です。
投射線維とは大脳皮質と下位の中枢(間脳・脳幹・小脳・脊髄)を連絡する線維です。
覚え方は、『内包と「放線」と名前がつくもの』でしたね。
3. 内包
内包は投射線維です。
(大脳皮質と下部中枢を結びます)
投射線維とは大脳皮質と下位の中枢(間脳・脳幹・小脳・脊髄)を連絡する線維です。
覚え方は、『内包と「放線」と名前がつくもの』でしたね。
4. 視放線
視放線は投射線維です。
(外側膝状体から内包のレンズ後部を通り、後頭葉の視覚野に至ります)左の図を見ると解りやすいですね。
投射線維とは大脳皮質と下位の中枢(間脳・脳幹・小脳・脊髄)を連絡する線維です。
覚え方は、『内包と「放線」と名前がつくもの』でしたね。しつこいですね♪
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