【解剖学】 副腎
- 後面は腹膜で覆われる。
- 内胚葉性の器官である。
- 上腸間膜動脈の枝が分枝する。
- 網状帯が髄質を取り囲んでいる。
答:【4】
4. 網状帯が髄質を取り囲んでいる。
1. 後面は腹膜で覆われる。
腎臓および副腎は腹膜後臓器です。よって、後面は腹膜で覆われません。
2. 内胚葉性の器官である。
副腎皮質は、腹膜上皮から発生する中胚葉性器官です。
副腎髄質は、交感神経細胞と起源を同じくする神経由来の細胞で外胚葉由来です。
3. 上腸間膜動脈の枝が分枝する。
副腎を栄養している動脈系は左右共に
・下横隔動脈→上副腎動脈
・腹部大動脈→中副腎動脈
・腎動脈→下副腎動脈
の3系統があり、更にこれらが細い枝に分かれ副腎へと入る。
腎動脈は上腸間膜動脈の枝なので、なんだか紛らわしい問題ですね…。もやっと。
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