【臨床医学各論】 整形外科疾患
  1. ペルテス病
  2. 先天性内反足
  3. 特発性側湾症
  4. キーンベック病
答:【3】
3. 特発性側湾症

側湾症の内で最も多く(79%)を占めるのが、特発性側湾症。原因不明のものを「特発性」と分類します。
特発性は、さらに乳児期側湾・学童期側湾・思春期側湾の3つに分類されるが、大半は思春期側湾症であり、女性が約80%を占める。


1. ペルテス病
大腿骨近位骨端核の骨端症。大腿骨頭への血行障害による無腐性壊死。6〜8歳の男児に多く見られる。

2. 先天性内反足
整形外科領域における先天性疾患のなかでは先天性股関節脱臼に次いで多い。2 : 1で男児に多い。

4. キーンベック病
虚血性の月状骨壊死により月状骨がつぶれてしまう疾患です。月状骨は、周囲がほぼ軟骨に囲まれており血行が乏しいため、血流障害になり壊死しやすい骨の1つ。20〜40歳代、span class=”highlight”>2 : 1で男性に多い。

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