【東洋医学概論】 弁証
  1. 月経血量が少ない。
  2. 浮腫がある。
  3. 刺すような痛みがある。
  4. ものを言うのがおっくうである。
答:【3】
3. 刺すような痛みがある。

血瘀とは、血の運行が緩慢になったり停滞して起こる病体。固定痛・刺痛(刺すような痛み)を呈する場合が多い。他に、腫脹・腫塊、紫舌、シミ・色素沈着、肌膚甲錯(鮫肌)、月経痛などの症状がある。


1. 月経血量が少ない。
月経血量が少ないのは、血が不足した状態の「血虚」の症状です。

2. 浮腫がある。
浮腫は津液の停滞によって起こります。腎の機能失調により津液が肺に送られなくなると痰湿となり浮腫が起こります。

4. ものを言うのがおっくうである。
話すことさえおっくうで、ぼそぼそ話すのは「気虚」の症状です。

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