【リハビリテーション医学】 総説
  1. 失調性歩行
  2. 分回し歩行
  3. はさみ脚歩行
  4. トレンデレンブルグ歩行
答:【3】
3. はさみ脚歩行

脳血管障害などで両側の錐体路に障害のある場合、対麻痺が起こる。この場合、両膝が重なり合うようにして歩き、両足が内側に向いた足尖を交互に交差させるつま先歩行になる。はさみの動きに似ているので、はさみ脚歩行と呼ばれる。


1. 失調性歩行
脊髄後根・後索障害により、大きく両下肢を開き一歩ごとに足を大きくあげる歩行や、小脳障害による千鳥足歩行などがある。痙直型とは違い尖足ではなく踵が先に着地します。

2. 分回し歩行
分回し歩行は、痙性片麻痺歩行です。着地は足先の外側から始まり患肢の立脚相は短い。

4. トレンデレンブルグ歩行
トレンデレンブルグ歩行は、股関節の外転筋の筋力低下で股関節が不安定になることで起こる跛行。股関節疾患で見られます。

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