【臨床各論】 膵疾患
- 胃潰瘍
- 胆嚢炎
- 慢性膵炎
- 潰瘍性大腸炎
答:【3】
3. 慢性膵炎
慢性膵炎は、炎症により膵の繊維化と膵実質の破壊が徐々に進行する疾患です。アルコールのよるものには中年男性に多いが、特発性では男女差はない。アルコール性が68%と最も多く、次に原因不明の特発性20.6%、 胆石性3.1%と続きます。みぞおちや背部の痛みで始まり、この鈍い痛みが長期間にわたり断続的に続きます。
膵臓の細胞が障害を受けたり、破壊されると血液中のリパーゼの量が増えるため、膵炎などの膵臓の病気を調べる重要な検査となっています。
リパーゼはアミラーゼと同じような変動を示しますが、アミラーゼが膵臓以外の唾液腺の以上でも上昇するため、膵臓疾患を検知するにはリパーゼの方がより高い特異性を示します。
血清アミラーゼと血清リパーゼの組合せ | |||||||||||||||
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