【医療概論】 徒手検査
- ジャクソンテスト
- モーレイテスト
- ヤーガソンテスト
- トーマステスト
答:【1】
1. ジャクソンテスト
患者の頭部を背屈させ、検者は後方に立ち、頭部を押し下げる。神経根への圧迫があると、患者の肩、上肢などに放散痛が生じる。
2. モーレイテスト
モーレイテストは、胸郭出口症候群の検査法。前斜角筋部を圧迫し、神経を圧迫することで疼痛の誘発を調べる。
3. ヤーガソンテスト
ヤーガソンテストは肩関節の検査法。
肘を90°屈曲で保持し患者の前腕を回内位に保つ → 検者の力に対抗して前腕を回外 → 肩関節部に痛みが生ずると陽性。
4. トーマステスト
トーマステストは、股関節の検査法。股関節の屈曲拘縮があっても、仰臥位では腰椎前彎が増強されるため認めにくい。そこで、患者の一側の膝を胸につけるように両手で抱え込ませると、腰椎前彎が除かれる。(この肢位をトーマス肢位という)このトーマス肢位で大腿後部がベッドから離れると陽性。
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