【臨床医学総論】 反射検査
  1. 足底反射
  2. 下顎反射
  3. 頚動脈洞反射
  4. アキレス腱反射
答:【3】
3. 頚動脈洞反射

自律神経反射とは、自律神経が関与する反射で、臓器反射とも呼ばれる。対光反射・輻輳反射・眼球心臓反射(アシュネル反射)・頸動脈洞反射がある。頸動脈洞反射 → 一側の頸動脈洞を圧迫すると徐脈および血圧下降がおこる。1分間に10以上の徐脈があれば反射亢進陽性と判定される。
(舌咽神経 → 延髄 → 迷走神経)


1. 足底反射
足底反射は表在性の皮膚反射です。足の裏をピンなどでこすると足趾が足底方向へ屈曲する。この反射が一側で欠如する時は錐体路障害が考えられる。なお、この検査で母趾が背屈するときは、バビンスキー反射(病的反射)陽性であるとする。

2. 下顎反射
下顎反射は深部反射です。口を軽く開け、オトガイ部を叩くと口を閉じようとする反射である。

4. アキレス腱反射
アキレス腱反射はです。アキレス腱を叩打すると腓腹筋およびヒラメ筋が収縮し、足が足底方向に屈曲する。

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