(135)「３５歳の女性。主訴は手の運動麻痺。自転車で転倒し、左上腕骨を骨折した。手の麻痺とともに 前腕から手背の感覚障害をきたした。」本症例の運動麻痺でみられる手の変形はどれか。

【東洋医学臨床論】 治療各論

1. 猿手
2. 鷲手
3. 下垂手
4. 尺側偏位

前腕から手背の感覚障害という情報から、橈骨神経の障害が考えられる。橈骨神経麻痺で見られるのは「下垂手」です。ゴロ『わしゃ、とうとう垂れて、正に猿』♪

1． 猿手
猿手は、正中神経麻痺で見られます。『正に猿』ですね♪

３． 下垂手
下垂手は、下垂手で見られます。『とうとう垂れて』ですね♪

４． 尺側偏位
尺側偏位は、リウマチで見られる変形です。

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