【東洋医学臨床論】 治療各論
  1. ジャクソンテスト陽性
  2. アドソンテスト陽性
  3. インピンジメントテスト陽性
  4. ヤーガソンテスト陽性
答:【2】
2. アドソンテスト陽性

アドソンテストは、胸郭出口症候群で陽性になります。
まず患者の上肢を下垂させ橈骨動脈の拍動を確認。 → 頚部を患側に回旋させ、さらに後屈 → 深呼吸をしてもらい息をいっぱいに吸い込んだ所で止めてもらう。患肢の拍動が減弱・消失、さらに症状の誘発・増悪で陽性です。


欠盆は、足の陽明胃経で前正中線外方4寸の乳頭線上で鎖骨の上方陥凹部にあります。広頚筋・前斜角筋・中斜角筋上にあり胸郭出口症候群の1つである斜角筋症候群(前斜角筋と中斜角筋による神経の絞扼)に対する施術に適しています。


1. ジャクソンテスト陽性
ジャクソンテストは、頸椎症性神経根症の検査法です。

3. インピンジメントテスト陽性
(肩の)インピンジメントとは、腱板の損傷や肩峰下滑液包の炎症などが起こる症候群。有痛弧テスト(ペインフルアークサイン)で60-120°の間で特に強い痛みを感じ、それ以上の挙上で痛みが喪失すると陽性となります。

4. ヤーガソンテスト陽性
ヤーガソンテストは、上腕二頭筋長頭腱の障害のテストです。

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